ハチミツとクローバー


単行本表紙のいかにも少女漫画然としたデザインに、「ちょっと…」と抵抗を感じて、今まで手に取ってなかったけど、ダヴィンチの特集で大槻ケンヂまでもが読んでいると知り、重い腰を上げて購入。

 うーむ、もっと早く読んでおくべきでした。普通に読めるしえらい面白いじゃんか。主力読者層はどのへんなんだろう?*110代少女にはギャグネタとかわかんないところ多そうだなぁ。恋愛部分についてはそんなに惚れた腫れたを頻繁に経験してるわけではないので(涙)、全てにおいて理解や納得をしているわけでもないけど、真山―山田の関係性はなんとなく理解しちゃう部分もあったり。

 とかいいつつ、5巻に入ってからの竹本の葛藤の様がものすごくチクチク刺さってくる。目的地という言葉の重さは、あのような状況に置かれた人にはものすごいものじゃないだろうかな。とりあえず山田と竹本両名の幸せを祈る。

*1:なんとなく犬上すくねの読者とかぶりそうな気がする