ところでラリーだけど


 今年は記念すべきWRCシリーズ第11戦「ラリー・ジャパン」が開催される年なわけですが、前述した「RALLY・XPRESS」に掲載されていた記事によると、ラリーを開催するに必要な諸々の認可が未だ多く下りていない状態らしいですね。開催地の十勝の自治体は凄く協力的なそうだけど、国の方が。ともかく無事に開催される事を願います。そして、出来れば見に行きたい!

のだめカンタービレ8巻


 このマンガも随分と人気になったなー。この巻では、ライジングスターオケがどんどん評判を呼び、それに伴い千秋もその名を轟かせる一方で、のだめにも変化が訪れはじめている、という感じですかね。これを読んでいるとどんどんクラシックにも興味を抱き始めますな。そもそもクラシックって、演奏形態があーいう感じなだけで、楽曲とかはホントベタっつーくらいにわかりやすく盛り上がる曲が多いから、実は親しみやすいものだと思うんだけどね。まあ全然知識無いので大きな事言えませんけど。

WRCを追いかけていきたいと思います。


 要するにラリーレースですね。個人的には車を所有する事は、今のところ身の丈に合わないことなので特に欲しいとも思わないのですが、観るのは割と好きだったりして。個人的にはF1と比較したら、どう考えてもラリーの方が面白いと思うのですよ。華やかさでは到底及ばないだろうけどさ。ヨーロッパとかでは、四輪にしても二輪にしても、耐久レースとかの方が人気あるとも聞くしね。そんなわけで、とりあえず「RALLY・XPRESS」なる雑誌を購入してみる。ああ、なんかメカドックにはまっていた頃を思い出す…。


ところで、唐突にこんな事を考えたのはこれが原因だったりする。安直ですいません。

ここ最近購入したCD


 いっぱいあるでよ。

 UKロックの生きる伝説、ヴァセリンズ〜ユージニアスのユージン・ケリーのソロアルバム。ヴァセリンズなどとは少々趣きの異なる、フォーキーな音楽。渋谷HMVのインストアライブに、会社を無理矢理抜け出して行ってきた際に購入。サインも残ってます。

 グラミー賞で年間最優秀アルバムにも選ばれたアンドレとビッグ・ボイのユニット最新アルバム。それぞれのソロアルバムの2枚組という感じのもので、普段あんまりHIPHOPは聴かないけど、結構耳馴染み良く楽しめました。

 新譜じゃないんですけど(笑)、しかも買うの2回目なんですけど(笑)、まあでもこれは名盤!名盤なんです。UKポストパンクの代表的なグループのひとつ、PIGBAGの1stアルバム。ホーン隊が大活躍するジャズ・ファンクロック。1曲目のGetting Upでガツンとやられました。3月に国内盤で再発されるようですけど、現在流通している輸入盤はえらく安いので(amazonだと\1,119?安っ!)こちらを買っておきましょう。

 映画「アイデン&ティティ」以来、すっかりディランに興味がわいている今日この頃ですが、そんなときに渋谷TUTAYAでこの2枚を見つけて即購入。ものすごい陳腐な感想ですが、ちゃんと聴いた事がなくても、何曲も聴いた事のある曲があるってのはやはり凄いなと思います。歌い手が違ってても、良い曲というのはいつまでも残っていくものなんですねー。

 ロンドン・パンクの代表格バンドのひとつ、ストラングラーズの名作3rd。聴いた事無くてもジャケは知ってました。パンクにしてはヤンチャさの欠片も見受けられない、なんかオッサン臭い(笑)印象を受けてましたが、アルバム自体はキーボードの取り入れ方が絶妙な(特に前半)、今の耳で聴くとすごいポップな作品です。

 ジャーマンロックの代名詞、CANの未発表テイク集。初代ヴォーカリスト、マルコム・ムーニー在籍時のもので、1stアルバム「monster movie」以前の音源。とはいえ、実にCANとしか言いようの無い曲ばっかりで、オリジナルアルバムだと言っても全く違和感無し。オレにとってこのバンドはベーシックのひとつです。

 デトロイト・ロック・シティつったらこのバンドなわけで。とかいいつつはじめて聴いたので、まず驚かされたのがこの1stアルバム、ライブ音源なんですね。確かに、挨拶代わりの1発目としては、このとんでもないテンションのライブ聴かせるのが一番でしょうな。ツェッペリンみたいにバカテク聴かせるわけでもないけど(つか、むしろ下手…)、このまさに「爆音」を目の当たりにした当時の人々は衝撃的だったんだろうなあと想像できます。いや、今見ても多分驚くだろうな。まさにチンピラのための音楽。

 YMO再生(解散してないから再結成ではない:笑)のアルバム。この再生自体は当時すごい事件として扱われていた(夕方のニュースでも取り上げられてたな、そーいえば)けど、アルバム自体は往年のYMOファンにはそれほど…、な感じだったけど、実際聴くと、当時のテクノ(YMOの子供たちとも言えますか)の流行を機敏に感じとって、そこにYMO的なエッセンスをちりばめた、極めて同時代的なアルバムだったわけです。が、いかんせんこの人たちは世間に比べてあまりに先を行き過ぎていたので、このアルバム、一般には理解されなかったと思われます。東京ドームでのライブでも、昔の曲(Behind the maskとか東風とか)の時が一番盛り上がっていたらしいです。最近はスケッチ・ショウがやはり同時代的な、しかもクオリティも申し分無いというアルバムを立て続けにリリースし、しかしYMOの時のようなマスへの気配りの必要無い、とっても良い感じの活動を行っているようで、ますます注目です。

ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」


本日amazonより到着。1月に映画が放送されてたのを見てなんかスイッチ入っちゃって購入。
といっても、昔途中まで(多分2巻くらい)までは読んでいたんだけど、連載のペースがえらく遅いためにそのうち忘れてた。


でまあ、食事も忘れて読みふけったわけですが、評判通りに濃い物語ですねこりゃ。映画版ナウシカはこれに比べたらアッサリし過ぎというか、全然狭い世界観で完結しちゃってる。むしろ「もののけ姫」の方がこの原作に近い感じ。というかそのものズバリって感じですね。興味を惹かれたキャラとしてはクシャナ殿下。映画では完全にナウシカの対に当たる存在として描かれていたけど、原作版では実はむしろナウシカと近いキャラクターで、育ってきた環境の違いが一度は二人を対立させるものの、終盤に向かうにつれてとっても深みのあるキャラになっていきます。というか、映画はまあ時間の制約があるから仕方ないんだけどキャラ薄すぎ。


ともかく、映画が好きだった人はやっぱりこの原作は見ておくべきでしょうな。宮崎駿の思想がこれ以上無く詰まっております。


ところで、映画の公開はたしか84年、この原作版が完結したのは94年だったそうな。宮崎監督は映画には納得していなかったのか?