トライセラトップス&レミオロメンの新譜、直前にCCCD公表で非難轟々


 意図的に公表を控えたものなのか、単なるトラブルなのかは定かではありませんが(まあ話としては意図的だと考えておくと面白い)、なんにしても著しく消費者の信頼を失った事は間違い無いわけで。レミオロメンなんかはファーストアルバム出したのに味噌つきまくり、かわいそうに。BBSも混乱の極みで閉鎖されちゃったし。加えてトライセラのBBSでは、スクービィドゥの時に続いてビクター社員による自作自演書き込み疑惑も出てきてしまってもうなにがなにやら。著作権保護の御旗の元に、本来は自分たちの味方であるところの普通の音楽好きに理不尽な強制力を行使している現状を、どこの誰が正義だと言ってくれてるのだろうか。不良債権処理を国民の税金で賄うってのと変わらない類の話だわな。知らないうちに随分と廉価になってきたSACDオーディオもあるんだし、CCCDにそんなに執着する必要があるんだろうかねえ。わたしゃ今現在SACD対応のシステム持ってませんが、レコード会社がSACDに完全移行しますと一言言えば、明日にでもローン組んでプレーヤー買いに行きますですよ。中途ハンパな対応しか出来ないパチモン媒体売ってるくらいならさっさと新しい流れを作って欲しい。


 そーいえば、今回の騒動の中で、CCCDに対する不満がどこに重点的に置かれているかということで結構人によって認識の違いがあるようですね。個人的にはやはり誤作動によるプレーヤーへの悪影響が第一かな。というか、これと音質の悪化というのは紐で繋がれたような関係だと思うんですけど。ランダムなエラー信号をCDにワザと組み込んで、それによってPC等での動作に制限をかけるわけだよね?ランダムなエラーなんて入っているんだから、どんな動作するか誰にもわからない、だったら音質は劣化しないなんて誰も保証できないわけだよな。ビクターの場合、K2なる技術で音質の向上を実現させている、ということらしく、実際過去のビクターのCDでこのK2技術を採用してるCDは音がいいのは実感としてあるんだけど、CCCDについてはそもそも全然別の領域の技術なんじゃないのか?と思ってるんですがどうなんでしょう。